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「のし紙」をお掛けする場合
  
 
「のし」は「慶事や一般のお付き合い」のご贈答品の掛け紙にお付けするものです。
また、贈り主様からのもっとも短いお手紙が「掛け紙」となります。
 
 
のし紙をお掛けする場合はこの様になります

 

 
のし紙は、市販ののし紙(印刷されたもの)を使用し、掛け方は「略式」、および
「内のし」とさせて頂きます。

 
「正式な掛け方」
 のし紙は元来ご贈答品に掛ける包装紙として奉書紙などで包み、その上に水引を掛け「のし」を添えたものを言います。慶事の際(ご結納など)には、必ず正式な掛け方をします。
 
「略式の掛け方」 近年になって簡略化し、慶事の際以外は奉書紙に水引とのしを印刷したのし紙を使用し、裏をテープで止めるのが一般的な掛け方となっています。
 
「外のし」 ラッピングペーパーの上にお掛けする方法を言います。
「内のし」 ラッピングペーパーの下に(ギフトの箱に直接)お掛けする方法を言います。
 

本来、ご贈答品は先様に手渡しするのが作法である為、「外のし」がしきたりであると言えますが、近年になり、ご贈答品を郵送や運送便で送ることが多くなった為、のし紙が破れたり、汚れたりしないようにという心遣いから「内のし」という習慣が起こりました。
風習や習慣は時代の流れと共に変わるものですので、「内のし」がしきたりから外れる事ではありませんが、
「外のし」をご希望の際には、オーダーフォームの備考欄に「外のし」希望とご記入下さいます様お願い致します。
 

 
「のし紙」はリボンをお掛けする意味も込められておりますので、「外のし」「内のし」に限らず、のし紙をお掛けする場合は、一番外側の麻ひもはお掛け致しません。
 
のし紙へのご記入は、Fabriceggが毛筆および楷書にて代筆させて頂きます。
 
のし紙へ表書きなどは毛筆で楷書で書くのが礼儀とされています。(ただし、「寿」だけは行書でもよいとされています。)

 
 

オーダーフォームにて以下の2点をご記入ください
 
【1】表書き(下の表をご参考にして下さい)
 
用途 表書き のし紙の様式
結婚のお祝い 御祝 寿 御結婚御祝 結びきり
出産のお祝い 御安産御祝 御出産御祝 御出産祝 祝御安産
御誕生祝福
蝶結び
結婚記念日のお祝い 25年目 祝銀婚式 銀婚式御祝
50年目 祝金婚式 金婚式御祝
もっと詳しく
蝶結び
長寿のお祝い 数え年61歳 祝還暦 還暦御祝 寿
数え年70歳 祝古希 古希御祝
数え年77歳 祝喜寿 喜寿御祝 寿喜寿
数え年80歳 祝傘寿 傘寿御祝
数え年88歳 祝米寿 米寿御祝 賀米寿
数え年90歳 祝卒寿 卒寿御祝
数え年99歳 祝白寿 白寿御祝
蝶結び
敬老の日のお祝い 寿福 敬寿 万寿 長寿御祝 蝶結び
新築のお祝い 祝御新築 御新築御祝 御祝 祝御新居
祝御完成 完成御祝

 
【参考】マンションをご購入された場合などは「祝御新居」が
宜しいかと思います。
蝶結び
お誕生日のお祝い お誕生日のお祝いには、堅苦しい印象になりますので、のし紙はお掛けせず、
バースデーカードなどを添えるなど・・が宜しいかと思います。

  
 

 
【2】贈り主名(下の絵をご参考にして下さい)
 
【宛て名をお入れする場合】
 
宛て名はフルネームでご記入ください。
贈り主名は、個人の場合はフルネームで、
家として贈る場合は、姓のみが一般的です。
 
 
【会社名を書き添える場合】
 
会社名は「前株」「後株」等、ご注意ください。
贈り主名はフルネームでご記入ください。
 
 
【贈り主が連名の場合】
 
宛て名をお入れしない場合は、
のしの側が上座になりますので右からの序列になります。
ご依頼主様からの指定がない場合は、
アイエウオ順などに準拠して右からお書き致します。
名字のみをご記入ください。
 
 

 
宛て名をお入れしない場合は、
宛て名が上座となりますので左からの序列になります。
ご依頼主様からの指定がない場合は、
アイエウオ順などに準拠して左からお書き致します。
名字のみをご記入ください。